現代物とはさようなら


ソロモンの偽証 第II部 決意ソロモンの偽証 第II部 決意
著者:宮部 みゆき
販売元:新潮社
(2012-09-20)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

宮部みゆき、好きだったのね。それは昔々、「龍は眠る」だったかなぁ、最初に読んだの。最初は当然文庫本の片っ端からやっつけ読み。文庫の山踏破してからは、新作が出るのを、待って買い。それが、忘れもしない「模倣犯」から、買うのを迷うようになった。

「模倣犯」売れたみたいですよね、映画化もされたし(T_T) あの原作を映画化しようなんて、いったい誰が思うんだと、その話を聞いたときに思ったもんなぁ。読後感最悪だったから・・・。模倣犯の前作「理由」もすごいとは思ったけど、読んで気持ちが沈むってどうよ、って思う話だったし。読んだことある人ならわかるとおもうけど、宮部みゆきの描く人物像ってリアルなんだよね。リアルな人物像で、今の社会の救いのなさを描かれちゃうと、本って読んで苦しくなるものなの?って素朴に思っちゃいます。

何もハッピーエンドだけがいいと言ってるのではないんだよね。でも、ミステリーとか推理ものだったら、犯人が捕まって良かったね、とか思いたいじゃん。世の中、そんなに簡単にいかないよってのは、毎日ニュース見てれば分かるんだから、せめて本の中だけは、何とかしてよ、って思っちゃう読者って事ですね、私は。

模倣犯でもう二度と宮部みゆきの現代物は読まないぞ、っと思ったんだけど、意志薄弱だから、新刊出たばかりには買わないものの、しばらくして読み物が手元になくなったりするとツイ、読んじゃう。で、そこそこいい感じの作品が続いたので、よーーーし、今度はと思って買ったのが「ソロモンの偽証」700ページ余の3部作。8月から毎月1冊ずつでるという予告だけど、一気読みしたいから10月の第3部が届いてから、即読みました。へこんでます←今ここ。

時代物はもれなく良いんです。でも、現代物は、どうしてなんだろう。

たぶん、このソロモンの偽証(これに限らず、最近の現代物は)は推理とかミステリーとかの枠の本ではないんだよ、きっと。訴えたいのは、描かれているような事件に巻き込まれたとき、こういう解決方法があったら、できたら、そんな世の中だったら、いいね、っていう希望なんだと思う。でも、それが、まったく希望に思えない。魂が救われない気がする。こういう世の中だけど、がんばって生きていこうって読み取りかたもできない。はぁ(T_T)

アマゾンとかでは結構評価がいいけど、私はもう宮部の新作・現代物には手を出しません。
(さらに…)

映画連チャンからのー


昨日は、のんきに映画を連チャンして来ました。「鍵泥棒のメソッド」「天地明察」、ネタバレあるかもだから、見る予定の人はスルーおすすめ。

9:30のファーストショーに間に合うべくゆとりで出かけたはずが、千波大橋のあたりで、妙な渋滞。まさかの10分遅れで入館( ´Д`)=3 いっちゃん最初の、銭湯でツルッと大滑り、の場面を見逃した!!なんてこったい、というか、前フリも何もなしでおもいっきりストーリー始まっちゃうのね!?これが、この映画のすべてかも。滑る場面が、という意味ではなく、「深い」読みとかがあるわけではなく、単純に楽しめる映画だから、という意味ね。

設定やら何やら、いろいろ突っ込みたくはなるけれど、いやいやそういう小難しいことは置いといて、「役者」を楽しんじゃえばいいじゃん、って思える映画。

天地明察(上) (角川文庫)
天地明察(上) (角川文庫)
クチコミを見る

続いて、「天地明察」。途中、記憶にないストーリーが…、いや、寝ちゃったんですけどね(笑)観察と計算というじみ~ぃなことが話の中心なので、見るのはなかなか、ね。暦の大切さが、今の自分にはなかなか理解できなくて、そこに命をかける男たちの思いってのに、感情移入できないうちに話はすすんで行きまして。こうして日本独自の暦ができあがったんですよ、とハッピーエンド。そのラストの場面が、ありえないだろうっての印象のほうが、ハッピーエンドの印象より強いってどうなの。

ラストの場面は、設定=京都でしょ?そこに、岡田くんの奥方が駆けつけちゃうんだぜ(T_T)「入鉄砲に出女」なんてこういう人は対象じゃなかったのかな?感動の夫婦抱きあうシーンとかもあるのよ。 時代考証無視もいいところでしょうが。けっ、って思いながらエンドロールをみてましたら(エンドロール全部見るタイプです、自分)「原作を映画化するにあたり、設定を変えてあるところがあるよ」(意訳です)ってエクスキューズが出てきたんだよねぇ。う~ん、本読んだほうがいいな、きっと。

いい味の役者さんが揃ってる一方、「えーーーー!!」っていうキャストもぞろぞろ。高倉健のNHKの番組を見てた時「役者は私生活を晒しちゃいけない」って言ってたよねぇ。その私生活がボロボロわかってるタレントさんがそこそこの役で演技していらっしゃると、その役の人物まで薄っぺらに感じてしまって、映画台なし。岡田くんはいい役者になってると思うけど、だからといってジャニーズ系のタレントにいい配役を持って行っちゃぁ、映画が泣くんではないだろうかねぇ。Y山が本因坊に見えるはずがない、って怒ってます私。

で、結論(?)観察って大事ね、って思わされた2本の映画でした(そこかよぉーー)
(さらに…)

盆踊り


今年の太田まつり、消化不良だったのは私だけなのかな?ステージを見ながら、なんか違うんだよなぁと感じたのは、今年が初めてでは無い。

各地で3.11のあと、復興を願い、ご先祖を思って迎える夏祭りが行われるとき、みんなが自然と踊り出すのは盆踊りだったし去年のがんばってます!って行った祭りで盛り上がったのはやはり伝統の神輿や太鼓だった。

なんとか太田まつりのよさをこれからの子供たちにつなげていきたいし、そのために実行委員会で長年関わってきた自分だが今年の太田まつりを終えてから、違う方法で盛り上げられないかなぁと思い始めた。

過日、気の置けない仲間とあるご苦労さん会をやっていて、来年は盆踊りに参加して踊ることで祭りを楽しんじゃえって話になった。郡上八幡の風の盆のようにきれいには踊れないかも知れないけどそろいの浴衣に笠をかぶって、きれいに踊って盛り上げちゃいましょ!ってなノリ。

今までも、今でも、確かに盆踊りにそろいの浴衣で参加する団体はありますが、顔に「動員されましたので」と楽しくないぞと書いてあるようなチームもありそうじゃなくて、心から楽しむ盆踊りを美しい舞い手になってやりたいなと思ったんですね。そうすることで、盆踊りの参加者も少しは増えないかなというかすかな期待も込めて。

8月14日15日なんて、帰省や里帰りで女性は大忙しの時期。子供たちがいてこそ、見に行ったけど大きくなっちゃってからはとんとご無沙汰になってるひと多いんじゃないでしょうか。そういう友人たちに呼びかけられないかな?盆踊りを終えて、真上に上がる花火を見て、グランドいっぱいに広がる夜店をひやかして、懐かしい人とすれ違って「久しぶりですねぇ」なんて声を掛け合って…。

そんな夏祭りを楽しむ、そういう楽しみ方を始める、そんな事をやってみたいって思って……

揃いの浴衣を誂えます!裾回しはおもいっきり派手な赤い色をチラチラさせます!深めに笠をかぶって「夜目遠目笠の内=美人」だけを踊り手にします!踊りはできるだけ揃って綺麗に踊ります!

昔ながらの太田祭りを楽しみたい人、探します!
(さらに…)

あおぞらクラフトいち


水戸芸術館のあおぞらクラフトいちに行って来た。みる側の無責任な発言を許してもらえれば、各地で開かれるマルシェ、作家さんの「質」が命でしょう。クラフト大好きママ達の作品を集めた1ディや2ディショップと、どこが違うかっていったら、作家さんのレベルだけですもんねぇ。

マルシェに出展する作家さんたちが、全員それで生計を立ててるわけでもないのは、分かってるけど、それでも趣味の延長でとどまるつもりはないよ、って心意気が作品から見えてくれば、そのマルシェに行った私みたいな「好き者」は大満足。

さてさて、今回のクラフトいちの作家さんたちはどうだったかというと、「玉石混淆」・・・かな。クラフト好きなママ達のイベント、随分と数多く開かれるようになったので、最初の頃のような驚きは薄れてきてしまってるから、同じような出展ブースがここにあっても、まったく気持ちが動かない。スルーのブースがいくつもある一方、「何じゃこれ!」って驚きが数店(*^_^*)

作家さんご本人はあいにくお留守、小中大地さんの「えんぴつゴブリン」

かわいいなんて叫んで、語彙の少なさを表したくはないなぁ・・・。ものを書くときにえんぴつを使っていたのは、もう思い出せないほど昔の事。えんぴつをナイフで削り、短くなるとサックにいれて使い、サックのホルダーで止められないほどに短くなると、「書く」という行為にはもう使えないので、捨てるしかないのに、そこまで長くつきあったえんぴつはもう捨てられない、って経験は、誰にでもある・・・わけじゃないよね、今。

自分の机にも鉛筆立てがあり、3cmほどの短いえんぴつが、捨てられず、かといって使われるわけでもなく、ホコリをかぶっている。そういうえんぴつは、そうか、ゴブリンになってるのかもしれないね。日本でいったら、付喪神(つくもがみ)とでもいったところか。みればみるほど、面白い顔をしている。作家さんは絵を描くのが本業かも。スズキコージ風のタッチだなぁと思って見ていたら、ご本人のブログで同人をお薦めしてる。だろうなぁ・・・。

P1010868

こちらは武岡麻衣子さんのブローチ。フェルトを使ったクラフトは大流行したし、アクセサリーにする人も多く見かけるけど、なかなかオリジナルな良さを感じる人っていないよね。このブローチは一目で気に入り、展示してあった5個買い占めてきたもの。次を見てみたい、って気がしたのです(*^_^*)

P1010872

缶バッチもクラフトになったのね、作って売ってるブースもあったけど、こっちの方がおもしろい。缶バッチのパーツをアクリル絵の具で塗りたくり、同じくアクリル絵の具でコーティングした(?)紙を切り抜いて作った文字を貼り付けた、ただそれだけなんだけど、七宝ともちがう、勿論缶バッチのテイストとも違うバッチができあがり。

他にもビーズをつけたり、凝ったつくりのものがあったけど、なんといってもこの文字オンリーがセンスいいと思った。ブースに作家さんが不在で、となりのブースの人にきくと、「そのうち帰ってくると思いますよ、おじさん」。え?おじさんが作ってるの?へーーー、興味津々です。どんなおっちゃんがこんなかわいいもの作ってるんだろう?

しばらく待ってたら帰って来ましたおっちゃん。・・・なにげに普通の人で、がっかり(すみません、何を期待していたんだ私)作家さんのカード下さいってお願いしたら、こんなものをくれた

「そうだ、これを宣伝しなくちゃ」って、あんたはここの関係者?うーむ、頭の中が「?」だらけになってしまった。結局おじさんの作家としてのカードらしきものは無い「芝生でヨガやってるから、来て」・・・呆然(T_T)

知り合いに大勢あったけど、その中でも驚いたのはfrumafar.さんがブースをだしていたこと!常陸太田のカフェにいらしてくれて、素敵にブログにも紹介してくれた。サイトは英語だけど、布の美しさに惹かれてポーチを3つ購入し子供たちにプレゼントしていた。こんなところで会えるなんて(*^_^*)

作家さんご本人は敷地内にいるそうだけど、会えなくて。でも、一緒にカフェに来てくれた人がお店番(@^^)/~~~なんと、作品の撮影会にカフェを使ってみたいとのお申し出をいただきました♪嬉しいです。

勉強になったのは「ちどり」さんのお店。スコーンIZUMIさんの奥様が直々に油揚げを焼いて売っていた!一応テントではあるけれど、ブース内はレトロな調度品をそろえ、その中にクッキーなどおいて販売中。テントといえどもまるで気を抜いた所などありません。お腹も空いてきたので、油揚げを注文。木の皮のフネに焼いた油揚げをのせ、ごまやはなかつを、醤油を好みでかけてたべるというシンプルなもの。これが美味しかった。さすがねぇ、自分たちも勉強しなくちゃなぁ。

最後に大物をゲット。写真が撮ってない(T_T) 鈴木岳人さんの椅子。椅子好きには、とてもスルーできない。写真は後日UPね。

 

展示会2つ


今日は芸術館に、水戸岡鋭治さんの鉄道デザイン展を見に行った。ノリ鉄では無いけれど、こんな電車が走っていたら、ただ乗るだけに行きたい、って思える細部までとても美しい電車たち。会場内にプチ線路もあって、子どもでもいたら一緒に乗るんだけどなぁ・・・説明係のお姉さんに勧められて、一人寂しく乗って来ました(*^^)v

スタンプラリーもやっていて、全部押したらポストカードをいただいちゃいました。スタンプ最後の1個を見落としてうろうろしてたら、おなじ境遇の若い男性がいて、お互いスタンプを見せ合い、見落としスタンプを教えあって完成!なかなかこういう雰囲気っていいじゃない(*^_^*)

でもでも、一番印象に残ったのは、となりの小さな部屋に展示されていたMENDING MITO の展示。昨日の茨城新聞に記事が載っていて、友人からおすすめイベントってメールが来て気がついたもの。

水戸の南町から大工町あたりの商店などの「ほころび」を直してそのビフォーアフターが展示されていた。なんだろう、このほのぼの感覚。直されたほころびと一緒に店主や関係者が写真に納められていて、その表情からも不思議な暖かさが伝わってくる。思わずにんまりしてしまう「ほころび」の数々。

展示会場の入り口には、直されたほころびの場所が示されたマップがおいてあり、それを巡って確認する人もいるんだとか。

太田でやったら面白そう、って思って一番先に思い浮かんだのは東二町の文房具屋さんのひさしテント・・・う~む(*^_^*)

子育て応援都市トークカフェ


地元H市は、「子育て応援都市」なるキャッチフレーズを掲げ少子化対策に懸命の事業展開中。新婚家庭への家賃助成や婚活事業をする団体への助成(どうなの、これ・・・苦笑)など。

「少子化対策」として大きな予算をつぎ込むこと自体は、どうなのと思うが(だって、少子化少子化騒いでるのは日本だけで、世界は人口爆発)そのレベルの意見なんてまったく言ってもどうにもならない、私は一般ピープル(--〆)

子育て支援が実際にあまり即してないという感想は、周りから聞こえてはくる。実際に市町村が行う事業レベルで、「当事者目線」の事業実施へ、自分たちができることとして、行政の職員さんと子育て中のママたちがフラットに話し合える場を企画した。市の担当課も全面協力をいただき、企画課以外にも福祉事務所、広報でもおおきく取り上げていただけるように、情報政策課などが参加、ママ達は近隣市町村在住のかたも含め10数名、全体で25名ほどの集まりになった。

担当課の職員さんとママ達が、顔見知りになることも大切なので、職員・ママそれぞれあだ名で呼び合い、お茶やケーキも用意して、当日の進行は本当に和気藹々の意見交換となったのだった。自分は既に子育て世代ではないから、現実にどんな問題があるのかをリアルには感じ取れない。今を生きているママ達の言葉は、なるほどと頷けるものばかりで、しかも話の仕方も冷静、言葉も丁寧に選んで話しているのがよく分かった。今のママ達ってやるじゃんというのが、率直な私の感想。その後、ママ達からはこんな感想が帰って来た。

******

みんなに会いたいだけで参加しましたが、正直あーゆう話し合い大好きです

何か発信しなければ、何も変わらないものね、(中略)こういう人との繋がりが、私を太田に止まらせている原動力になっているのです。

定住したからには《素敵な街》であってほしいもの〓ますます良くなってほしいです〓市も力を入れてくれてる今、よりよくしていくいい時期ですよね、第1回で終わらしてしまうのはもったない!

太田で楽しく子育てしていくために~を考える仲間《おしゃべりくらぶ》的なものをつくって、市と連携して、ホームページにコミュニティを作ったりもいいですよね。もともと活動しているものを見直したらきっともっと良くなるのもありそう。

*****

市担当課がメディア投げ込みをしてくださってたので、Y新聞、I新聞の記者さんも取材にみえ、両紙とも最後まで参加してくれていた。翌日、両紙に記事が載ったのだけど、その記事の書き方に記者さんや新聞社の姿勢・ものの見方が如実に表れていてとても興味深かった。

あの会場の雰囲気や話し合いの様子から「不満」という「語句」をどうして持ってこれるのか?マスメディアといえる全国紙の記事を書くスタンスは「対立」「権力批判」という構造からでしか、記事が書けないのか?それこそ「思考停止」だろうが(--〆)

 

こちらは地方紙。地方紙の担うべき役割や可能性を感じさせる記事内容。この記者さんが当市に赴任して3年目、当市が新聞で目を引く機会が多くなったのは、全面的にこの記者さんの記事の丁寧さに寄るところが大きい。

自分が関わったことから、メディアの姿勢がとてもよく分かったという、別の意味でもとてもよい勉強をさせてもらったトークカフェ。図らずもメディアの比較ができたけど、他の事も押してしるべし、なんだろうな。情報を多面的に拾う大切さも、教えていただきました(T_T)
(さらに…)

さざめく空


田起こしがはじまると、掘り返された土の香りで春を感じる。町では感じられない空気の香り。そして、ゴールデンウイークの朝は農機具の音ではじまる。田んぼの水はお風呂の水のようにすぐにいっぱいになるわけじゃないのを常陸太田に来て初めて知った。大きな田んぼを水でいっぱいにするには何日もかかる。取水口近くの土の色がじわじわと黒っぽくなっていくのに数日、そして全体が黒土色に変わったあと、ぴかぴかに光る水面が現れる。

長四角に区切られた田んぼが、ひとつまたひとつと色がかわり、光る水面に変化していくと、そこだけ空が2倍になっていく。四角く額の形に切りとられた鏡のような空があちこちに現れ、ほんとうの空とさかさまの空が仲良く向き合っている。

田植えが始まり、苗が大きくなるにしたがって、さかさまの空は隠れてしまうから、二つの空はほんのひとときの景色でしかなく、私は毎日洗濯物を干しながら、向かい合う本当の空とさざめく空を眺め、変わっていく景色を胸の中に留めるように深呼吸をする。

田んぼに人の姿を見かけるようになると同時に、鳥のさえずりがうるさいほど聞こえ始め、水が入ると即かえるの大合唱が始まる、田んぼがあってこその風景。幼稚園バスの送り迎えの道すがら、毎年出会った大きなかえるは今年もでてきてるかなぁ。
(さらに…)

谷中銀座


1

子どもの誕生日お祝いに上京したついでに、谷中銀座をぶらぶらしてきた。まず最初は、岩間の栗で作ったモンブランが美味しいという「和栗や」さん。水道橋のホテルから、3キロくらいの距離で、途中長女の勤務先もあるので、通りから眺めながら歩くこと約1時間。小さな商店街につく。そこそこ人通りはあるけど、ここかな?と思ったら、横に入る道が「谷中銀座」平日朝10時過ぎというのに、すごい人。

たぶん日暮里の駅からくるルートが「谷中銀座」なのでしょう、自分は反対側からついた様子。でも、目当てのお店和栗やさんは、ちょうど目の前にある。落ち着いたカフェの趣の店内には、甘味屋さんにいそうなおばさまのグループがすでに盛り上がっているので、随分と早くから来てたんだろうなぁ(@^^)

モンブランがおすすめだけど、アイスもいいよと聞いていたので、注文したのは両方楽しめるモンブランパフェとほうじ茶ラテ。歩いて汗をかいていたので、冷たい飲み物が欲しかったのだけど、暖かい飲み物しかない。ほうじ茶ラテは好物なのでいいけどね。

汗が引いたら、谷中銀座ぶらり一人旅の始まり。
2

歩いている路地から、居宅への通路のようなところにも、怪しげな看板・・というか看板石?

3

かの有名な「夕焼けだんだん」ってただの階段じゃん、って言ってしまっては身も蓋もない。

4

だんだんを登り切った所に、自転車にキャンバス地のバック作品を飾って売っているお店(?)出店中。自転車ってのがいいねぇ。おばさんが、頻りに作品を誉めているけど、そういうことを言いたくなっちゃう雰囲気が通りいっぱいにあふれている。なんだろう、この空気感。

5

夕焼けだんだんを駅方面から見るとこんな感じ。逢魔が時に夕日を見ると、雰囲気がもっといいのかもね。

6

おせんべいやさんは数件谷中にあるけど、谷中せんべいのほう。もう一軒「菊見せんべい」にも帰り道で寄りますね(@^^)/~~~

8

西町にある今は使って無い洋裁教室の空き家がこんな感じに使えたらいいのになぁ。

9

なにやらTVクルーが撮影中。

10

11

12

13

商店会のおかみさんの似顔絵、美人画?

14

16

休館中(-_-メ)他にも休館中の所多く、リベンジを誓います。ベルの仲間と歩くと楽しそうだな。

17

18

19

20

21

22

ここもお休み?つい最近、このパン屋さんTVCMに使われてたなぁ

23

この家普通なのになんで撮したかというと、玄関前にある植木鉢、すべて同じ豆科の植物、スイトピーかなぁ。何でこんなにいっぱいマメばかり?

24

名前は大名時計博物館とあって、すごそうなのだけど、入り口の看板がどうも怪しい。「掟」?門の中に入るとうっそうとした庭、小道の奧にプレハブのような展示場・・・引き返してきました。

25

気がついたら2時を回っていた(-_-メ)一日ここで遊べそう。やっぱり、リベンジに来よう!
(さらに…)

宇都宮もみじ通り


2月、MeToo推進室トークシリーズでお話を伺った宇都宮のもみじ通りを、カフェの仲間と私的視察に出かけた。ナビ付きの車を借りて、安心(*^^)v高速を利用して、栃木に1時間半。帰宅後、聞くところによると高速利用しない方が早いって話で(-_-メ)

この通りは塩田大成さんという建築設計士さんが「007年よりひとクセある物件紹介サイト「MET不動産部」を運営。2010年にオフィスを構えた「もみじ通り」にて界隈づくりを進行中」している所。新聞にもその動きが紹介されるなど、イベントに頼らず、地味にしかし着実に町の現実を変えつつある注目のスポット。

10時過ぎにお目当てのもみじ通りに到着。まずはdough-doughnutsさんへ。おしゃれです。家具からなにから、一つとして気を抜いた所はありません。
P1000229

P1000231

P1000232

P1000235

P1000236

P1000238

オリジナルのオールドファッションドーナツとカフェラテをいただいて来ました。「お花見ドーナツ」というセットもあり、桜の塩漬けがドーナツの上にポチッと。あんパンなどにもよく見かけるこの桜の塩漬け、使ってあるもので感動するおいしさって余り記憶にありません。要するに「好きじゃない」食べ物。でも同行した友人が食べてたのを一口味見したら、中身のチーズとマッチして「美味しい」の感想。

ドーナツやさんの隣、とういか、きっと元々は同じ建屋を分割したのだろうという「隣」には、「ソザイソウザイ」というお総菜屋さん。日曜日はお休みでした。入り口のガラス戸に張り付いて中をのぞき込んでいる怪しいおばさん5人連れ・・・おっと、中にはオーナーさんがお仕事中(-_-;) 目があってしまい、手を振ってくれましたが、怪しさ満点のおばさんに見えたことでしょう。写真よーーくみてください。看板の上にあるライトは換気扇の換気口です・・・。

P1000241

P1000240

遠目に外観をみると、特別な建物という印象はなく、地元にあったとしても建物の良さを見過ごしてしまいそうな建築物。それを活かした塩田さんのセンスが、結局は人を呼ぶのでしょうか。この下の写真が、その塩田さんのオフィス。↓

P1000243

ちなみにこちらは常陸太田でしもた屋になってる元靴屋さん、外観似てるでしょ?↓

IMG_0930

内部は「こういう使い方があるんだぁ」と感心させられてしまう美しさです。↓

P1000245

閑話休題(^◇^)の写真を2枚

P1000253

P1000254

きくやさんです↑ どこの商店会にいってもよく見かける屋号(^◇^)

こちらは人気の「FAR EAST KITCHEN」さん。うちのカフェの半分もない広さのレストランです。毎日行列で満席状態と噂。噂に違わず、店頭にはファミレスで見かける「お名前を書いて待っててね」ボードがあります。

P1000255

内部はこんな感じ。栃木のカフェといったら思い浮かぶ「1988 CAFE SHOZO」をもっとポップにした感じとでもいいましょうか。

P1000258

P1000259

P1000260

P1000264

P1000269

お食事は選択肢が多くて楽しそう。満席状態は本当で、自分たち5名がその日最初に入店、注文したものが届く前に席はいっぱいに成ってしまっていました。お子さんと一緒に若いファミリーから、若い二人連れ、ちょっと年配のご夫婦までバラエティに富んだ客層が面白いです。通りに出ると人は歩いていなののは、鯨ヶ丘も同じような所なのですが、この一点だけ、人がまるでわいてくるように来店してます。不思議です。

P1000266

P1000270

P1000272

P1000274

この後、同じく宇都宮の「kcucha rizmo」さんに移動。店内撮影禁止(-_-;) こちらのオーナーは高校生の頃からSHOZOさんへ通っていて、カフェを開くのが夢だったとか。大きな倉庫を改装したと思われるカフェ(2階)と1階のジャンクなアンティーク雑貨を扱うお店の他に焼き肉屋さんもオープン。宇都宮の若者の文化って面白い。

食べ物は撮影OKだった↓
IMG_0990

IMG_0992

IMG_0993

このあと黒磯のSHOZOへ向かう。茨城~栃木トライアングル移動(^◇^)

相変わらずのSHOZOさんの混み具合にびっくり。ついたのは4時を回っていたはずなのに、ほぼ満席で5名一緒に座れる席はない。2007年に視察に行ったときには改装中だった1階奥は洋服雑貨などが並んでいた。焼き肉屋だった建物を買い取り改装すると聞いていた所はライブなどを行うスペースに変わっていた。通りもSHOZOさんの周りに見慣れない、でも一見おしゃれなお店が何軒もできていた。

もみじ通りもSHOZOさんのあたりも、イベントを仕掛けるでもなんでもなく、いつの間にか、ある雰囲気に引き寄せられてスモールビジネスが展開してきている。「商店会活性化」などというお題目に関係ないところで、着実に何かが変わっていく。

塩田さんがトークショーで言っていたこと「○○(ある全国組織のまちづくり団体)はすぐイベントイベントというので、一緒に何かをする気がしない」というスタンス、素敵だと改めて思う。「自分がお茶を飲む場所が事務所のそばに欲しかった」「自分が仕事場のそばにお昼を買えるお店があったらいいな」という身の丈の願いの延長上にこそ、こういう動きが生まれ出てくるもの。町の未来ってこういう動きから生まれるんだよね、きっと。
(さらに…)

お花見絶好ポイント発見の巻


市民協働の助成金を受けている団体の様子を年度数回視察に行く。今回は水府金砂郷地区が主。二孝女顕彰会の活動は震災の寄付をきっかけに一気に広がった気がする。舞台となったのがこのお寺、青蓮寺。

P1000134

随分と急勾配の屋根、こんなアールの屋根は見たことがないと思うほど。人知れずと言っては申し訳無いが、同行した水府在住のかたでさえ、初めてきたというお寺で、こんな近くにこんな立派なお寺があったのかと驚く。本堂周りには桜の木がたくさん。これはシダレザクラ。
P1000138

他にもピンクと白の山桜があるとご住職、花見にもってこいのロケーション。本堂内で活動の説明を受けるが、話よりも、申し訳無いほど内部が素晴らしい。ふすま絵から欄間の絵、ご本尊と、どうして今まで噂も聞かなかったのかと思うほど立派なものが目に飛び込んでくる。

ご本尊も、かなり古い年代の作らしく、後年は使われなくなった手法で、目に水晶をいれ見る角度によって目が光って見える阿弥陀様。昨年の地震のさいにも倒れることなくご無事だったとか。

一枚写真を取り忘れたが、本堂の天井近くの板がわれて、カヤが見えている。なぜあんな所にカヤが?と思って不思議に眺めていたのがわかったのか、ご住職が説明してくれた。震災でご本尊他は大丈夫だったのだけど、屋根のカヤのクズが本堂内にすさまじく散ってきたのだそうだ。最初にみたあの屋根!あの屋根の中は全部茅葺きだという。

毎年4分の1ずつカヤを張り替えたものだったという、あの屋根。カヤの重量と言ったらどれほどだろうか。そのカヤが屋根裏に沈んできて板を割き、はみ出てきているのだということだった。修理など手を加えようがない、カヤが見えている板を取ってしまって、もしその上のカヤがずれて来たら止めどが無いと思われると。

P1000145

なんて見事な、そしてモダンな図柄。
P1000147

刺繍図案に使いたいほどうっとりする蓮の絵、奧の掛け軸の書も見事。

今回の視察先、他は浅川をきれいにする会と山入城跡を整備している国安げんき会、どちらも付近に桜の木がたくさんあって、それぞれにロケーションがいい。整備され明るくなった山や川で、今年は美しい桜を心置きなく眺める時間が持てたらいいなぁ。
(さらに…)

.