カフェオープンに向けて、調度品・什器備品を買いそろえていた2007年10月、益子にひょうたんランプを買いに行った。スタッフとしてカフェに関わっていたGさんKさん、鯨ヶ丘倶楽部のFさん。もうひと組、Nさん親子とご一緒した。
Nさんのお母さんは前からひょうたんを栽培していて、色を塗ったり文字を書いたりしていた。興味があると思ってKさんがお誘いしたらしい。
益子の作家さんの工房は↓
とっても綺麗な幻想的な空間・・・なんだけど、ギャラリーと加工場が隣り合わせで、強烈な臭いがした(T_T) ぎんなんの落ちてる所と同じ、それ以上の臭いというと想像がつくかな?
そこで自分たちはカフェで使うランプを購入したのだけど、ご一緒したNさんのお母さんは、作家さんに「どうやってつくるのか」「工具はどこで買うのか」などどとても熱心に話を聞いてた、のでした。
その後、自分たちはカフェのオープンでてんやわんやだった間に、Nさんひょうたんの加工をマスターしてしまい、2011年11月100個以上の綺麗なランプをつくり、地元のお祭りで展示、TVでも紹介されたりした。素晴らしいパワフルなお母さん!(888888888888888888888888888)
ひょうたんランプの加工を教えてくださいとNさんに何度もお願いしたのだけど、その当時はご自分で作るので一生懸命だったのか、話がまとまらず今に至っていた。
先日TVでNさんのひょうたんをみた友人が、ツイッターで「自分もつくってみたい」と言っていたので、そういえば自分も作りたくて教えてもらいたいってお願いしたことあったんだと思いだした。ひょうたんの素材を譲っていただけないかとNさんにうかがってみたこともあったのだけど、丹精をこめてつくったひょうたんは加工前の素材でも大事なものだから、柚ってもらうわけにも行かなかった。
そこで「もしや」とネットで探してみたら、ありました!素材として乾燥させたひょうたんが売っていた。早速つぶやいていた友人に「取り寄せてつくって見る?」と訪ねたら、即答で「やる!」とのこと。作り方もネットで調べ、工具を他の友人から借り、今日ひょうたんつくりをやってみました。
始まるまでは、「難しいに違いない」と思っていた。Nさんからも「最初は随分と割った」と聞いていたので、練習にミニミニサイズのひょうたんを購入、ドリルでおそるおそる・・・
簡単にできちゃう!!!!
こちらは作業風景↓
友人Kさんの試作第一号↓
同じく友人Sさんの試作第一号↓
お二人とも手作りが好きな方なのであっというまにさくさくと完成してしまいました。今回購入した素材ひょうたんはミニミニサイズが一人5個、もうちょっと大きいのが一人2個。試作が終わって、3人とも「ジョイフル山新に工具を買いに行く」と決意しました(@^^)/~~~
カフェに3人集合して試作しての帰り道、山新でルーターを購入↓ 3980円なり。
自宅に戻って作ったのがこちらです↓
元々持っていた作家さんのランプ(奥の大きな物)と並べてみました。大きさがだいぶ違いますが、そのうち大きなひょうたんにも挑戦するぞぉ!
今回、ひょうたんつくりにトライできたのは友人が「やりたい」ってつぶやいてくれたことが大きい。自分一人ではハードルが高くてできないって思い込んでいた。手作りが好きな友人たちがツイッターでつぶやいてくれたおかげで一歩踏み出せて、しかもこんなに簡単にできちゃうなんて。
カフェでワークショップとか募集したらきっと参加したい人いると思う、って試作中に友人たちと話した。子供たちでも気をつければきっとできる。何か物を作る楽しさって親子でできたらいいよねぇ。
残る問題はひょうたんをどうやって手に入れるか。成ったひょうたんの中身を抜き乾燥させる加工の途中の臭いは、自宅のある町中でやったらご近所から総スカンを食うに違いない。で、里美で農業をやっている友人Fさんに相談してみた。ひょうたんの大きなものは相当な重さになり、それをいくつも成らせる棚はきちんとしたものを作らないと持たないと聞く。
Fさん、乾燥させる加工まではできないけど、実になるまでならやってもいいとのお返事。一緒に試作したKさんによると簡単に種抜き乾燥ができるクスリもあるという。夢が広がるなぁ。最悪ひょうたんが栽培できなくても、素材として売っているなら買った方がいいかな?とも思うし、農家で手があいている方がいたら加工して売ってくれたら、そこそこお小遣いくらいにはなるんじゃないだろうか、というのは工具を貸してくれたFさんの発想。そうなったら、なんだかいいことだらけじゃない?楽しみが増えまくった今日一日でした(^◇^)
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