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大友克洋原画展~活版フェスタ


5月4日、九ポ堂さんに教えていただいた活版フェスタのワークショップを申し込んであり、上京のついでに、前回買えなかった大友克洋のグッズを買い足し(*^_^*)学校だった建物の利用法としてはとてもいい。エントランスがひろびろとして、開放感があるのは学校ならでは。

お目当ては缶バッチセット。麻布にバッチをつけて額に入れて飾ろうかと思う。懐かしいシーンがカラーでバッチになってる。一つ一つのバッチが「あのシーンだ」と思い出せるほど没頭して読んだ漫画家さんでした。「でした」って過去形ではなく、連載が始まるとか・・・。どうなんだろう、若干の不安込みの期待感あり。

場所は移動して活版フェスタ。こじんまりとしたビルの4階が会場。エレベーターを降りるとすぐに会場がみえ、部屋はおおきくはないものの、熱気がじんわり伝わってくる。

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一番先に目に飛び込んできたのは、この活版印刷機!アンティークのオルゴールかと思うような出で立ち!機械って美しかったのねぇ、昔から。

会場には活版を業となす企業がブースを並べて作品を販売している。中にはこんなスタンプを売っているところも(*^_^*)黄門様が初代から最後の里見浩太朗さんまであったようだけど、残ってたのはこの方の代。常陸太田ですから、速攻で買いました。つくっているのはなんと土浦の出身。それにしてもそっくりな消しゴムはんこ。消しゴムはんこで名をなしたナンシー関みたいに上手です。写真を送ると、消しゴムはんこを作ってくれるとか。

似顔絵はんこ作家 Fumiwo 史緒
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はんこ作家さんがもう一人、 羅久井ハナさん

目を引いたのは、この原稿用紙。PORTさん
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7字20行の原稿用紙を作った、メモ用紙としてサイズをいい感じでつくったら、この字数×行になって、たまたまツイッターの140字と同じだった、とか。糸井重里が使ってると言うことで、確かにセンスいい。

下の写真は、上の白地の部分に絵を描いてもいいし、という説明だったけど、自分は喜久屋さんのような筆文字が書けるかたが商品のPOPに使うと面白いのではないかと思った。お土産に購入(*^_^*)

一番欲しかったはこちらの活字ホルダー。但し値段が数万円で断念(T_T)。作ってるのは築地活字さん。
スタンプとしても使え、勿論紙への印字、持ち手を交換すれば、レザーへの刻印やハンドプレスの活版印刷もできるとか。垂涎ですが・・・。
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時間となりまして、申し込んであったワークショップは「ハンド・モールドで活字をつくろう!」鉛を溶かしたものを活字を組んだ鋳型に流し込んでmy活字をつくり、それでカードを印刷してもらうというもの。

見た目には簡単そうに見える鉛の流し込み、あっというまに冷えるので一気に流し込まないとこんな風になっちゃう(笑)
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「天下太平」の4本と、大きめで「活」という活字を作って来ました。何に使おうかな(*^_^*)
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会場ではいろんな活版印刷グッズも売っていて、こんな木箱も売ってました。ボタンケースを探してるお友達にあげようかな・・・。
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会場に来てる人はおおきく二分されてる。30代くらいのセンスいい若者、そして活版印刷の時代をリアルに体験してきた年配層。東京には活版印刷の会社がまだ多く残っていて、その雰囲気を若者が好んで、静かなブームになっているという、レトロ・懐古など他にもよくあるパターン。上手に代替わりでき、生業として成り立ち、仕事・文化として残ると嬉しいなぁ。

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