なんと一年ぶりのブログ更新。(更新する前後で、WEBが違ってるのはご愛嬌)
ブロガーと自称する人がちょくちょく来店する。中には、とても印象が強く顔を覚えさせていただき、気づくと、あちこちのイベントでお見かけする方もいる。向こうは私のことを覚えてないらしく、それはラッキー(それでいいのか、は置いておく)。イベントやお店の紹介をブログに綴っているのを読ませてもらって、ため息。
SNSがこんなに発達するなんて、数年前には思ってもみなかった。2011の大震災の時に、ツイッターで情報を拾ったことがものすごく遠い時代のことのように感じる、今の情報氾濫ぐあい。情報発信ツールを手に入れて、それを「自己表現」ならまだしも自分自身の承認欲求のために使っているのでは?と思える書き込みをまま目にするよね、ブロガーさんのように。気分がわるくなることこの上ないですよ~、ほんと。
メンバーが大きなエネルギーをかけて取り組んでできあがったイベントを、ちょろっとみて、「より多くより広くつたえます」といった位置で紹介していようなブログを読むと、何様!?って突っ込みたくなる。汗をかいたわけでもなく、人をつなぐ苦労をしたわけでもなく。実体験の伴わないわりに、やたら美しい文章、きらびやかな形容詞。
地域で暮らしているなら、自分が「やったこと」を発信することに、軸足を置こうよ。批評や情報発信なんていう絶対安全地帯から、人様がやってることをあれこれ言ってるひとって、私は信用しない!そういう人が取材に来たって、「本当に大事なことはネットではみつからない」ですから。
以下Wikipediaより引用―――
「承認欲求とは、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求である。尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。この欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じる。」