袋物のお稽古日。先月の続きで名刺入れを作成。
針を持たずに作れるのでこのところ凝っているカルトナージュの箱つくりのよう。和紙に布を貼り付け厚紙で形を整える…。2枚出来上がったところで時間切れ。
どんなものでも3つくらい続けて作ると過程が納得できて、何とかマスターしたといえるようになるので、自宅で続きをいくつか作ろうと思い糊を(特製の糊を使用している)譲っていただいて帰宅。
夫がJCの卒業式で遅くなり夕飯が要らないとの連絡があったので、これ幸いと夕飯をかんたんなものに済ませ、名刺入れを作り始める。3枚分準備して流れ作業で作っていたら、糊がなくなってしまって2つしかできなかった。Fさんがカルトナージュのボンドをこのような袋物に利用できるかもね、といっていたのを思い出し、後ひとつはそのボンドで作ってみようと思う。
袋物に使う糊は、よく市販されている大和糊などよりずっと「濃く」、しかし固形というほどでもない。カマンベールチーズの真ん中の柔らかいところぐらいの粘度。一方カルトナージュのボンドは市販のボンドのより、ずっと滑らかでクリーミー。水で薄めずにそのまま使ってもかなりの粘着力があってすごく使いやすい。いずれも布と紙を張り合わせるのに使うので、時間が経過した後の変色とかの心配はないらしい。
カルトナージュのボンドは筆で、袋物は指でつけるので、作業的には筆を使えるほうが指が汚れないので楽なの。
名刺入れはそれぞれ、一長一短のできだけど、自分で作ったものには愛着がわいて満足感もある。誰かにプレゼントするにも、これくらいの作業量なら惜しくなくて上げられる。茶入れの袋なんかはひとつ作るのも厄介だから、あげるにあげられなくなっちゃうんんだりよね。