ホーム » others » かどやが!その3

かどやが!その3

話がどんどんずれるけど…ご容赦ね。

 

映画女優のカレンダーは当時貴重品だったと思う。

なかなか手に入らない、きっと買わなくちゃならないタイプの豪華なカレンダー。

それがいつも毎年はってあったのは、そうだ、バス停!

かどやは一方通行の細い道に面して建っていますが、

かどやたるゆえん、店に向かって右は旧国道と地元の人が呼ぶ

旧国道6号線に面していました。千石町というバス停が

かどやの横壁面にあって、そこには近くにあった映画館の看板がかかっていたんですね。

多賀会館!知ってる方も多いと思うんですが。私の初映画はここでゴジラ対モスラ。

おもいっきりかどやから離れます!

多賀会館は、2階建ての映画館で、2階は桟敷席でした。

映画の合間には普通に「おせんにきゃらめる」ってばんじゅうを下げた人が売りにきてた。

昔の映画館は、建物の外に映画の音声をスピーカーで流していました。

なので、外にいると映像は見れないけど、怪獣映画のドキドキするような

音楽なんか聴き放題(笑)弟は、その音だけ聞きに行ってて

親に怒られていた…すまぬ弟よ、昔のことを述べてしまった(苦笑)

多賀会館の一番古い記憶は、ゴジラの銅像(?)が建ってたこと。

映画をやってたんだと思うけど、ミニチュアのゴジラが映画館の前にしばらく建ってた。

子供心に、なんで?と思ったんだろうな。

モスラやキングギドラやラドンや、いろいろこの映画館で楽しみました。

最後はポルノ専門館になってしまってなくなっちゃった。

 

で、その映画館の看板がかどやの脇のバス停にあって、壁を貸してたんだな。

だから、あんな高級カレンダーを毎年あそこでは貼ってたんだ、と当時の記憶が

余計な方に飛びました。

 

道が交差するところで、タバコの販売。そこには年配のおばあちゃんがいつも座っていた。

昔のタバコ屋さんのつくりに共通しているタイル張りのカウンター、

あれ、今回のリノベーションで保存されてるんだろうねぇ。

まさかの取り外しなんかしてないだろうね、心配になってきた。

あのタイル張りのカウンター、移設できるものなら欲しいもの(何に使うんだ!)

常陸太田のカフェの近くにも文房具&タバコ販売のお店があって

そこにもそのタイル張りカウンターがある。

あれ、壊さないでほしいなぁ。

今回はまったくアイスキャンデーにはふれないで終わってしまった、

でもこれもかどやの一面よね。(まだ続く、みたい)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Scroll to Top