ゆれるを見てきた。しかも2回。7月21日のブログでこの本のことを書いたときは、東京まで見に行こうと思っていたんだけど、その後サイト情報で内原のジャスコで期間は短いものの上映することがわかり、待ちかねていた。
普通原作を読んでいると映画は面白くなくなってしまうけど、これはそうでもない。というより、映像が先にあって、その映像の中でキャストが演技力で表現していたものを細かく言葉に置き換えたのが本、という感じがした。香川照之の演技ってすごいなぁ。オダギリジョーもなんてぴったりな役だろう、まるで彼のためのキャラクターのような気さえする。メゾンドヒミコもよかったけど、これもはまり役だなぁ。
ゆれるの本は友達のところをぐるぐる回ってやっと最近戻ってきた、図書館並みの利用率じゃないかな個人の本なのに。映画ももう少し長い期間やればいいのに一週間ぐらいで終わってしまってもったいない。お客も入っていたほうだったのになぁ。