3月末に地域おこし協力隊のメンバーとカフェの仲間で交流会を開いた。定期的に交流を続けましょうねとのお約束で、今月は盛金ワックのカフェを見学に。
協力隊のメンバーは、里美と金砂郷に赴任中。金砂郷金砂の湯で待ち合わせ、ご一緒するのは5人のうちの3名。全員が自分の子どもと同じ年代の女性(*^^) そういう世代の人たちと同じものを見たり、活動を共にするということにまずは不思議な感覚を覚えます、はい。
常陸太田はもう桜が散り始めているが、少し北なのか、途中の桜は満開と言ってもいいくらい。桜の花びらが舞っている下を、土手の水仙をとってきたのか、花束を手にしたおばあちゃんが歩いている、絶好のアングルなんだけど、思いの他写真撮るのに時間がかかって、集合時間に遅れそうになり、涙で見送り。頭に手ぬぐいをかぶってて、願ってもないチャンスだったなぁ(泣)
金砂郷経由だと旧山方町は本当に近い。水郡線下小川駅近くの川沿いの風景に見とれて、撮影大会↓
盛金小学校に到着。かわいらしい学校です。協力隊のメンバーは金砂郷で廃校になった小学校の利活用プロジェクトに携わる予定だそうなので、ワックのような取り組みはぜひ見ておいてもらいたいたかった。カフェの仲間でもある建築士のKさんが待ち構えていましたよぉ。
こちらは昔職員室だったところをカフェに直しています。直すというか・・・。什器備品でカフェっぽくしているが、構造の部分はほとんど残している。ここに学校があり、そこで多くの人々が思い出を積み重ねてきた、そのことを大切にしていうるので、(改装する予算もないのも事実かも知れないが、それは他の問題であって)学校でカフェ、学校でキャンプ、学校でお泊まり会、ができる、そういう活動をしている。廃校利活用のためのソフトや携わるメンバーも見えていないままに、学校だけを宿泊施設に改装しようという、常陸太田市の考え方は、微妙。彼女たちにかかるプロジェクト成功への負担はおおきいかも知れない。
配膳室では、今日のランチを代表のKさんが一生懸命つくっている所。今日のメーンは山菜の天ぷらなのねぇ。
山菜や野菜は、確かに美味しいのだけど、それだけだと、ランチとしては物足りなさを感じる人もいるのでは?ということで、今日のプレートにはど真ん中に、油揚げを利用した濃いめのお味の揚げ物が一品ありました。これがあると、男性でも結構満腹感があるのではないかな。
ゆっくりワックカフェを楽しんだ後は、大子の器而庵へ。奥様に会えるかと思ったら、若い女性がお留守番。奥様は3月いっぱいでお留守番代わったのだそうだ。お話を聞くつもりが、あてが外れてしまった。お留守番の女性、東京からいらしたばかりだとかで、地域の事を訪ねてもちんぷんかんぷん。漆のことを聞いても???奥様がお留守番をなさってるのは、それはそれでもったいない気がしたが、その代わりが、この方ではどうなのよと思う。
ゲルト・クナッパーさんのギャラリーやおやき学校、上岡小学校など行こうと思ったら、ゴールデンウィークにイベントがあるというチラシを発見。今日お休みだった他の協力隊メンバーと、改めて行った方がいいよと、取りやめて常陸大宮へ戻ることにした。
雪村庵をみて、せっかくだから&sugarの店舗も見てもらってと、県北をトライアングル移動しての一日遠足。道中が長かったので、車中でいろいろ話をできたのは、とてもよかった。いままで、同じ地域にいながら、直接の関わりはなく、メディアを通して間接的に活動をしるばかりだったが、直接みんなの口から、どういう思いを持ってここに来ているのかを聴けて、初めて納得いくことばかりだった。
外部の視点をなくさないままで、彼女たちがどう地域で力を発揮するのかも問われるが、せっかく赴任してきた人材を、どう地域が活かせるか、もあわせて問われているはず。3年という長いようで短い期間、気持ちが前のめりになりそう。人がつながって何かができる、その楽しさを新しく若い友人たちと、できますように(*^^)v