ジョイフル本田へ買い出しのついでに、「西の魔女が死んだ」を見てきた。原作も映画も評判がいいと聞いていた、が。ラストがいいらしいと聞いていたので、途中(-_-)zzzありでも、期待して見続けてたんだけど。
The Rose~I Love Cinemas~
結果、いまいちかなぁ。あの少女はおばあちゃんにひどいことをしてしまったこととおばあちゃんが約束を果たしてくれたことはわかったんだろうけど、おばぁちゃんがいちばん伝えたかったことは、理解しえたんだろうか。そこが描かれてないので、ラストが「いわゆる泣ける」ではあるけれど、納得はできなかった。
細かな部分、魔女の修行とか丁寧な生活とか、イングリッシュガーデンの様子とか、細部はとてもいい。木村祐一は秀逸って言ってもいいくらいはまり役。彼以外考えられないくらいのぴったり感。手嶌葵の歌もよかった。彼女のささやくような歌声は胸の奥を羽でくすぐられているような心地よさをもたらしてくれる。
手嶌がゲド戦記の主題歌を歌うきっかけになったエピソードをメイキング映像でみていたら、「the ROSE」を歌っていた。その曲のデモCDで抜擢されたのだという。そのROSEを聞いて、ぞくっとした。風がそよぐような歌声。最新のCDもすごい。映画の主題歌ばかりを集めたThe Rose~I Love Cinemas~ 、もすばらしい。久々にCDを追っかけ買いしようと思った女性ボーカル。映画のタイトルで、映画以外をほめてるんじゃ看板にいつわりあるブログだなぁ。