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近頃のパンフは

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久しぶりの何も予定のない一日。フォンズの締め切りは今日なんだけど、大まかできあがっているので楽勝予定。今日までの映画をシネセゾンに見に行く。「再会の街で」「いのちの食べ方」どちらも2週間限定上映、今日がラスト。

再会の街で」は911で家族を失った男とその大学時代のルームメイトの心の旅のお話。主役のアダム・サンドラーがディランに似ているなぁなんて思いながら見ていた。ストーリーの中で音楽が重要な役割をしていて、昔聞いていた曲が多く懐かしかった。

ザ・リバー
Bruce Springsteenの曲が流れた時は、高校生にタイムスリップした気がしたほど。彼の曲のアメリカでの位置が映画のストーリーの底流に流れているような気もする。タイトルの「REIGN OVER ME」は有名なWHOの曲。心を病んだチャーリーはいつもヘッドフォンをして懐かしの曲ばかり聴いている。幸せだったあの頃、音楽とともにそこに閉じこもっている男とその友人たち。

悲しく胸がつぶれるような話のように思えるが、なかなかそれだけではない。チャーリーが回復するのって、案外こんな感じでなのかなぁなんて思う。

ブログにリンクを張っていて気がついたんだけど、この映画、ソニーピクチャーズが作ったものだった、どうりで音楽がフィーチャーされてるはずですねぇ。

もう一つは、「いのちの食べ方」。NHKまでニュースで「毒入り餃子」なんていうほど日本の食は問題。でも日本だけじゃなく、食する=他の命を食べるということが全く見えていない今の食の状況を淡々と画像のみで表した映画。感情移入しやすいような仕掛けを全く排除して映像とその映像の中の音声のみで1時間半の映画はできている。
時々挟まれる労働者の食事の風景が、寒々しく感じる。日本では「いただきます」、欧米のキリスト教文化圏では神への感謝で食事が始まるが、そのことをもう一度真剣に考えさせられる映画でした。

帰りにお約束のパンフを購入、小さい。今までの半分サイズ。これで600円、以前よく見たものは倍のサイズで700円が多かったから、実質大幅な値上げ。手に取りやすい、バックに入る、っていいこともあるし、小さくなっても何ら不便はない。ってことに映画会社の思ったんだろうね。

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