ハンドベルを演奏し始めて4年目にはいる。そろそろ一度メンテナンスをしないとと思い、販売先に問い合わせてみたら地方に出張調整してくれるという。今日がメンテナンス日。
ナビつきの車で時間通りきたメンテナンス担当者は片手の指が不自由な方だった。そういえば昔フェスティバルを見に行ったとき楽譜売り場の横でメンテナンスをしていたのはこの人だったかも。ベルを持つときには手袋をしているので気づかなかったんだ。ほんとは作業を見ていたいのだけど、作業を見るということはその人の指先を凝視するようなことになってしまうので、遠慮して刺繍をしていることにする。
お昼を食べずに2時近くまで作業を続け、食事はどうするんだろうと心配になってきた頃、「終わりました」。遠くから来ているので、仕事は一気に終わらせ帰りがけに食事をしていくのがいつものパターンだとか。4時間くらいで終わってしまう。メンテナンス以外にベルの磨きもやっていただくときは一日がかりになるので、ベルをケースごと販売店に送ってやってもらうことになるという。今度は磨きも頼んでみようかな。びっくるするほどきれいになるんだって。
翌日ベルの練習日。みんな音を出してみてその違いにびっくりする。かしゃかしゃいう耳障りな金属音がなくなっているし、振りも楽になった気がする。やはり楽器はきちんとメンテしないといけないね。