アパートは4月1日からしか借りられないのに長女の入学式は4月3日。しかも入学前の4月1日にTOEICの試験があるという。
3月31日からアパート近くのビジネスホテルに宿泊、朝英語の試験に行く娘を見送ってアパートの鍵を引き取り、部屋で掃除をしながら荷物の到着を待つ。一日では片付かずもう一泊ビジネスホテルに泊まって明日が入学式という2日の夜、やっと落ち着いたアパートで娘と夕飯を作って食べる。
駅から1分、オートロック式のいわゆるマンション。思い起こせは11月末の推薦入試の当日、大学のあるモノレールの駅前で不動産業者がチラシを配っていた。推薦入試がおわったら近くの不動産屋をのぞいてアパートの下見をしてくるつもりで、何件かネットで調べてはいた。ところがもらったチラシは持参した数件の情報よりずっと大学から近くしかも値段も手ごろ。早速娘と見に行ったら、空いてる部屋は3件だけ。その場で即決手付けを打ってしまった。最初は不安だったけど、決まってしまえばなんてラッキーだったかと思える便利なところにアパートはある。
しかもひょんなことで、地元の、そうそう、例の解散請求でも一緒のWさんの一人娘さんも同じアパートに入ることになった。長女より2歳上のお姉さんになる。あの広い東京で同郷のしかも親が仲がいいどうし、そんな人と同じマンションにいられるなんて、心強いことこの上ない。引越しそばは一緒に食べましょうねとWさんの奥さんともお約束してある。
娘の家を片付け、息つくまもなく今度はつくばへ向かう。開通したばかりのTXに乗っていこうと秋葉原へ。いやぁ、ほんとに早い。45分でつくばのど真ん中についてしまう。車で荷物を運び込んでおくように言っておいた長男が待つマンションに行き、デジャビュのような引越し作業2回戦に入る。一日では終わらずいったん自宅へ帰り、翌日車を分乗して引越し作業の続きをし、その晩私だけ家に戻る。長い長い引越しの日々、太田~多摩~つくば~太田、と3角形に関東平野を移動してきました。