BS-TBSの番組「Songs of Soul」という番組、もっと早くから気がついていたら…。
見始めたのは半年前くらいから。懐かしい曲の数々の知られざるエピソードなどを丁寧に紹介している。一番熱心に音楽を聴いていた時代の曲がおおく、曲が流れるとその時代に引き戻される。
つい最近の放送はサイモンとガーファンクルの「Sound of Silence」イントロがかかっただけで、中学生に戻る…。発売は65年、映画「卒業」が67年だという。生まれて初めて自分で選んでみた映画が「卒業」だった。今思えば、なんという選択(悪いと言うことでなく)。
内容がちゃんとわかったのか、といえば?もあるけど、主人公ダスティンホフマンの持つ暗さとこの曲のイメージはよ~くわかっていた。テレビを見ながら改めて驚いたのは、サイモンとガーファンクルとしてレコードを出したのはたった5枚、デュオとして活動したのもたったの5年間だという。もっとながく聴いていた気がする。テレビで曲が流れると自然と歌詞が浮かんできて今でもちゃんと口ずさめるんだ、と我ながら驚く。ちょうど英語の勉強の始まる中学生だったから、一生懸命訳を調べて歌詞カードを見ながら歌いつつ聴いていたんだったなぁ。
この番組、作りはとても丁寧で「アメリカン・パイ」の時7~8分はあるという1曲を全部ちゃんと歌詞つきで流していた。いいなぁ、そのスタンス。
10CCのI’m not in Loveの時はあの何ともいえない「ah~」というハミングをどうやって録音したのかなどの話をきいて、そのローテク(今でこそそういえるけど、それしか方法が無かったって言えば、こだわりの作り方)にびっくり。
再放送もあり、いつかは全番組を録画しようと楽しみに待っている数少ないTV番組なのさっ(*^^)v