市で始まった地産地消推奨店制度。食材ばかりでなく食器やら情報まで常陸太田に特化した店を目指してますので早速応募と思ったら…。
条件のひとつに「店内外にのぼりを立てて掲示すること」とある、ありゃりゃ。カフェの雰囲気台無しだから、絶対だっっさいのぼりなんか立てないもんねと最初っからみんなで合意済みですもの、「登録は見合わせます」と担当の農政課に言いましたのさ。
そしたら、「のぼりがいやだというご意見もあるかと思ってできるだけ地味にしたんですけど」柄が地味ならいいって問題じゃないのよね。のぼりを立てて目立たせようってその意識自体がかっこわるいんだけど、そこん所は分かんないだろうなぁ。
で、本当は店外掲示用の大きなのぼりと店内用のミニのぼり2個セットで掲示するって所をミニのぼり2本でいいことになりました。でも、このミニのぼりがまた使えないんだなぁ。黒板だけの方がよっぽどきれいで見やすいと思うんだけど。
農政課に限らず、地産地消とか言って使ってる食材のチェックをするとは言いながら、そういうチェック自体を偽装でごまかす事件が頻発している今、そういう制度自体が破綻してるんじゃないの?
一番重要なのは地産地消で「人」をつなげていくことが大事だと、そこら辺には行政は気がついてないのか手を出せないのか…。この野菜を作ったのはこの人で、この人なら間違いないと消費者自身が確信を持てるということが大事なのね。スーパーで買って大丈夫と思っている買い手のスタンスも問われているってことに、気づかないで、手を打たないで、制度ばっかりチェックしても又それをごまかす人が出てやたら面倒な制度だけ意味無く残るってことになっていくんだけどなぁ。