鹿男あをによし
2/8のブログにも書いた「鹿男」、読み終えた原作は友人の間を回っている。TVもなかなかおもしろいと見続けていたんだけど、ラストに近づくにつれておかしな雰囲気になってきた。(ネタバレありかも、TV楽しみにしている人は読まないで!)
原作では歴史に詳しい同僚教師は「男」、TVでは主役級の綾瀬はるか。配役の理由がわかってがっかりした。結局解決に結びつくきっかけはTVでは、綾瀬はるか演じる同僚教師の「愛」によるってことでストーリーをまとめちゃうんだね。なぁんだぁ、つまんない。
ポッキーのエピソードはスポンサーの都合でしょうがないとあきらめもつくけど、原作の謎解きのおもしろさはいったいどこへ消えてしまったんだぁ!ラストはどうなるんだか、超心配になってきた。と、怒り…半分、感心半分。感心というのは、原作と全く違うテイストに作り上げるシナリオについて。視聴率のために「恋愛系」でまとめるために、原作の中でどの人物をどう変えるか、そんでもってオチをちゃんとつけるように、まとめちゃえるもんなんですねぇ。たいしたもんだわ。でも、そういう「あまぁ~い」話ってそんなに視聴率を呼ぶんでしょうか。原作のままにまとめた方がクールでいいって見る人もいなくはないと思うんだけどねぇ。