去年の秋頃、国民文化祭とかいろいろ視察が重なって袋物の教室に半年ほど行けてない。やっと今月久しぶりに行けたぁ
いろいろ用事はあるんだけど、月に一度しかない教室はなんとしても行かなくちゃ。縫い針をもつのもなんだか久しぶり。っと、出かける車の中ですでに忘れ物に気づいて、あちゃぁ~。教室の桃花堂さんについて何はともあれ、先生が持ってきてくださる布を見せていただく。Sさんととなりどうしだったので一緒に見る。いつもSさんとは布の好みが似ていて、今日も「これいいねぇ」と言って手にしたのは同じ布。お値段が結構するので「半分こにしよう」ってことで商談もまとまり今日は2枚布を購入。
さてさて、しばらくほっといた茶入れの仕覆やっと完成しました。夏に桃花堂さんで見かけたガラス、里美にお住まいの塩谷さんという方の作った試作品らしいガラスの小瓶。教室の上田先生がもっていらした牙蓋(げぶたとよむ。象牙でつくった蓋、裏に金箔がはってある)をしてお茶入れに見立てた物。布も涼やかな色味で中のガラスととてもマッチしてると自画自賛。
ですが、先生が仕上げに飾り結びをしてくださったので…ほどくと結び直せないから中身が写真に撮れません。う~ん、結びもちゃんと練習しないとね。
こういう布は私みたいな針の初心者がはさみを入れるのはもったいないような布。だけど、布の美しさにうっとりして、眺めていたいから何かの形にする、この仕覆みたいに。で、実際布にはさみを入れる時は、きっと若干興奮しているらしく、できあがって落ち着いて見てみると、この柄のここに切れ目をいれるこたぁないじゃないかって位置にきちんと切れ目が入っている。そのあたりまで、気持ちが行き届くようになるにはもう少々修行が必要ですかね。でも、完成するととても満足。