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春祭りマップ

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春三月のイベント用に、昨年の秋祭りで作ったマップを参考に新しいマップを作るということで、再度取材のお手伝いをすることになった。

商工会のSさんと印刷所のIさんと寒空の朝、パルティ裏に9:30集合であちこちを歩いて、いわゆる「ロケハン」?太田は坂と路地に魅力がある。どちらも車で行き来していると全くわからない楽しさ。太田一高方面に坂を上がるところから始まり、あっちの露地、こっちの坂とUP/DOWNしながら歩きまわる。

この煙突は下井戸坂下の豆腐屋さんのもの。フォンズで延び延びになっている企画「煙突のある風景」特集に使えるよなぁ。煙突の下が↓のようになっていて、昔懐かしい。あの穴に納まっている煉瓦をどかして灰の掃除なんかしたんだよなぁ。

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秋祭りのマップは、そのイベント以外にも流用できるように、イベント部分と地のマップ部分のレイヤーを別にして作ってもらってある。それを今回さっそく使うということになったのだけど、ちょっと待って!

商店会から若干の予算をいただいているので、ということなのか、秋祭りマップのイベントの代わりに商店名がずらずらと芸もなく並べてある。アイデア会議で印刷所さんに呼ばれた時に真っ先に「これでは利用者の視点でつくられてない」と秋まつりのときと同じ話をもう一度する羽目になった。

公平を担保しなくてはならない行政のつくるマップは、その公平があだとなって利用者にとって情報の意味を成さないマップになっていることを、印刷所さんも十分わかっているはず。それでも、やはりこういう商店名羅列の案を出さざるを得ないほど、固定化した考えをはずすのって難しいのだろう。

Sさんも同じ意見で、マップ作成は大幅見直し案となってしまった、そしてその見直し案に沿った今日の取材・ロケハン。思いっきり坂と路地と歩く楽しさを伝えるマップを作ってもらおう。そして、それをもって歩く人々を自分の店に引き込む手段は、各々の店の力の見せどころ。そこに知恵を出そうともしない商店なら、応援などしない。他に頑張っている店はいくらでもあるんだから。昔のあれこれにすがったままで、いろんなイベントや予算がつくなんて、一般市民から見てもおかしいもん!

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