東京の娘たちとの用事のついでに、織りの展示を見に行こうと織の仲間FさんAさんと久しぶりに特急ひたちで上京。
まず最初は町田博物館で「インドネシア更紗のすべて」を見る。町田の駅から10数分バスに乗り、閑静な住宅地の中に博物館はあった。個人所有のコレクションの展示らしいが、なんと見学はただ!ちょびっとしか展示してないのかと不安になったが、ところがどっこいの大量素晴らしい布を拝見しました。
全く、こんな細かな作業を、どうやったらできるんだろうと思うほどの繊細な模様。展示物はガラスケースの中数十センチのところにあるのにもかかわらず、細部を見るためのオペラグラス風のものが用意してある。のぞいてみると肩のあたりが気持ち悪くなるくらいの細かな模様、模様、模様。
「今日は民藝館の展示よりこっちのほうがあたりだったかもね」と言いながら小田急で下北へ移動。東北沢駅から歩いて10分くらいで日本民藝館、こちらはインド大地の布展。前に来た時とちょうど反対側の駅から来たことになる。町田でじっくり見すぎたせいで3時を回っており、入館終了まで時間がない。あせって見て回ろうと思ったら、町田を上回る展示品の素晴らしさ。町田はイカットやバティック(簡単に言うと、ろうけつ染めの細かいの)、こちらのインドはその細かさを色とりどりの刺繍で表現してあり、驚きの手わざ。
素晴らしいものをみたなぁ。前もそうだけど、同じ趣味の人と展示を見るとあれこれ話しながらじっくり見れるしいろいろ話せて楽しい。でも、とんでもない展示品をみたので、目がつかれたぁ。