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太田まつり~ステージつくり

ohtamaturi

毎年恒例の太田まつり、11日はステージなどの作成の準備の日。

数年前から始まった久自楽舞のステージつくりに毎年実行委員会で頭を悩ましてきた。今まで使ってきたステージは昔常陸太田市吹奏楽団(?)が野外での演奏用に作った単管パイプを使ったもの。バンドなどの演奏ならまだしも、大勢の人数がそのステージ上で飛び跳ねるので、万が一にも危険が無いように作らないといけない。予算があれば外部発注もできるが、毎年のように市の予算は少なくなる中、それも難しい…。

実行委員の中には商工会青年部や青年会議所のメンバーが多く、市内の企業の「若い者」が多い。要するに建設や土木のプロがボランティアでお祭の設営をしている。仕事が忙しい中、お盆の時期に毎年まつりの設営に力を貸してくれる実行委員の人たちには本当に頭が下がる思い。

去年からステージつくりに慎重に、しかも段取りよく進めようといろいろ工夫をしてきた。今年はさらに久自楽舞に参加する子どもたちの親たちにも設営のお手伝いを御願いしたところ、担当の藤田さんのお人柄か、20人近くのお手伝いが来てくれることになった。それを仕切る青年部などの「プロ」の実行委員さんは段取りよく指示をする。「初めての人にわかるように指示して」と声をかけながらの作業は昨年より数時間早く終わり、ステージが完成した。車椅子の参加者もいるので、スロープをつけ、車椅子を押してあがる人のための足がかりや轍が引っかからない工夫など、プロの作業は見ていて気持ちがいい。

熱中症も心配するような暑い日だったので、思いっきり日焼けをしたみんなの顔、でも完成してほっとした感じや、一緒に作業を終えた「仲間」の距離感が最後の集合写真ににじみ出ている気がする。今回は写真撮影を集中して行った。来年フォンズで「メイキングof太田まつり」の特集を組む予定。イベントを陰で支える実行委員の様子と、そんなお祭とのかかわり方の楽しみをお伝えする予定。フォンズもそんな長期計画が立てられるようになったのはよかったけれど、でも、大分先の話しねぇ。

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