今日は水戸のFさん宅で皮の縫い方を教えていただく。
他にも織りの仲間2名が袋物を教わりにきていた。午前中それぞれに作業をしてからランチに出かける。酒門町「うお座」というお店。「水戸の銀杏坂あたりのレストランで修行・独立したらこちらのほうがおいしいと評判になった」そうで(Fさん談)、お昼時に行くといっぱいで入れないことが多いという。私たちは遅めのお昼だったので店に着いたのが2時ちょっと前、ランチのお客が帰ったあとらしくすんなりと入れたが、おすすめランチの魚料理はなくなっているということだった。で、チキンのランチを頼む。うお座という名前から「お魚料理がおいしいのかなぁ?」「案外誕生月だったりして」…。
前菜、ワカサギとマグロの切り身のツナソース、ワカサギがとてもおいしい。臭みもなく酢づけの味もいい。前菜でこんなの出して、ランチいくらだって?950円、そんなぁというくらい安いんじゃない?次は野菜のコンソメ風スープ、ほんのりカレーの香りがする。濃すぎずいい味。パンとバターが届いたところで「!」。
ビストロ・ラ・セゾンから独立した人なんだ。バターの味も出し方も同じだもん。店のロゴをプリントした皿の感じも同じ、なぁんだそうかぁ。だったらおいしいはずジャン。セゾンのほうはポタージュスープしか出さなかったような気がする、そのポタージュがおいしいんだ。ここはコンソメも出してるのね。
150円プラスするとつくデザートの選び方もおんなじ。で、セゾンで見かけたことのない「小豆のプリン」を注文。かぼちゃのプリンのかぼちゃの変わりに小豆で作ってみました、ってプリンでした。このあいだのなんとかパレスなんかより数段おいしい。
ランチのあとは、Fさんおすすめのビーズがあるというショップへ。「悠々」というそのお店は、同じ酒門にあるという。店に行く道の細いこと。あいにく大雨の日だったので、道路が冠水して恐る恐る進む細い裏道の先、ここも流行の自宅ショップ。以前十王で行った和骨董の店のような雰囲気だけど、センスはこちらのほうがずっと上。
ビーズを見たり、瀬戸物やアジアンテイストの雑貨を見てあっという間に時間が過ぎてしまう。午後は皮や裁縫の続きをするはずがお店めぐりで時間がなくなってしまった。たんまり買い込んだビーズを、さてどんな風に使いましょうか。