西川美和の「ゆれる」の映像のような吊橋、常陸太田に釣り橋があったなんて知らなかった。
里川にかかる橋を全部調べ上げた方がいる、と言う話をフォンズのTさんから聞き、特集にしようとポイントのチェックに行くため集まった6名の好奇心の塊のメンバー。皆口々に「こんな橋が太田にあるなんて!」橋はそばにある発電所に向かうための専用のものらしく、人家のないところにかかる橋のため、知る人も少ないのではないだろうか。
吊橋なので、ちゃんとゆれる(どきどき)。橋の手前側には紅葉の大木が何本もかかっているので、写真を撮るなら秋だろうということになった。釣り好きのIさん、胴長をはいて川の中から見上げるように映すといいアングルになるね、と。
太鼓橋のようにプロポーションの美しい橋や木材を石に渡しただけのような橋など、たくさん案内していただいた。こんな仕事してなくちゃ、絶対体験できないこと、知りえない場所…!フォンズって面白いねぇ、というかやってるメンバーも面白いね。橋の写真を撮ったなんて、飲むついでに小耳に挟んだとしてもそれが面白いと感じるアンテナがないと、こういう具合に話が進まないはず。記事になって多くの方たちが同じように「太田に吊橋なんかあったんだぁ」と言うんじゃないだろうか。
吊橋に行く途中リアルな案山子さんにお目にかかったので、ついでに記念撮影。「今年は長雨だねぇ」「ほんとにねぇ」なんて会話してるように見えません?